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2020年02月13日(木)18:59 pm
イタリアの消費者権利グループが、フェラーリが11日(火)に公開した2020年型F1マシンを押収するよう関係当局に働きかける姿勢を示しているようだ。
2018年シーズン終盤から『Mission Winnow(ミッション・ウィノウ)』というロゴをF1マシンに描いているフェラーリだが、これはスポンサーであるタバコ会社のフィリップモリスが展開しているキャンペーンのロゴマークだ。
現在世界中でタバコの広告宣伝が禁止されているが、もちろんF1もその例外ではない。ミッション・ウィノウというロゴそのものは直接的にタバコを連想させるものではないが、タバコ会社が行っているものであり実際にはタバコの広告宣伝に等しいものだという捉え方もあり、2019年には開幕戦のオーストラリアGPなど、いくつかのレースでフェラーリはそのミッション・ウィノウのロゴをはずして戦ったという経緯もある。
だが、フェラーリが発表した2020年型F1マシンにもこのミッション・ウィノウのロゴが描かれていたことで、イタリア最大規模の消費者グループである『コーダコンス』がこれはイタリア国内で直接的か間接的かを問わず禁止されているタバコ広告に当たるものだとの声を上げている。
そして、『Automoto(オートモト)』によれば、イタリアの保健省もミッション・ウィノウが実質的なタバコ広告に該当するとのコーダコンスの申し入れを受理したという。
コーダコンスの代表を務めるカルロ・リエンツィは次のように語っている。
「保健省が全面的に我々の言い分を認める判断をしたという追い風を得て、我々はフェラーリに対する法的手続きを開始することになる」
「我々はレッジョ・ネッレミリアで公開された新しいシングルシータ-であるSF1000を差し押さえるよう求めていくつもりだ」
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2020-02-13 09:59:00Z
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