レクサスは同社のセダン「ES」が2022年7月28日に一部改良を行い発売したと発表しました。同時に特別仕様車も発表しましたが、どのような特徴があるのでしょうか。
ミドルクラスセダン「ES」が一部改良！発売に合わせ特別仕様車も設定
2022年7月28日、レクサスはセダンの「ES」を一部改良するとともに、特別仕様車を発売しました。
ESは、1989年にフラッグシップセダン「LS」とともに北米で販売を開始。静粛性と乗り心地、広い室内空間が世界中好評を博し、これまでに80以上の国や地域において累計約293万台が販売されたレクサスの基幹モデル。
2021年8月に国内販売がスタートした新型ESでは、静粛性や乗り心地に加え、レクサスならではの走りの味に磨きがかかっています。
今回の改良では、予防安全技術や先進技術をさらに進化、インテリアレイアウトの変更もおこなわれました。
予防安全技術では、車両を上から見たような映像をセンターディスプレイへ表示するパノラミックビューモニターに、撮影した路面の映像を車両直下に合成表示することで車両下方の路面状況、タイヤ位置などの把握を補助する床下透過表示機能を追加。駐車やすり抜けをサポートします。
先進技術ではマルチメディアシステムとコネクティッドサービスを刷新し利便性を向上しています。
直感的な使いやすさを追求した最新のマルチメディアシステムを搭載。ナビや音楽、車両設定などの各種メニューの選択スイッチを運転席側に常時アイコンで表示することで優れたアクセス性を実現するとともに、画面全体のレイアウトも情報の粒度に応じて表示エリアを分け、操作フローを統一。
クラウド上の地図情報を活用し、交通情報や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクティッドナビを採用し、従来の車載ナビとコネクティッドナビを組み合わせたハイブリッド型のナビゲーションを搭載しています。
音声認識機能は、ステアリングのトークスイッチ操作による起動に加え、ディスプレイのマイクアイコン操作や音声による起動を可能に。あらかじめ設定された起動ワードを発話することで、スイッチ操作や再生中の音楽停止をすることなく、音声認識機能の起動が可能です。さらにクルマと会話するような自然な発話での操作にも対応しています。
iPhoneやAndroidなどスマートフォンの専用機能を車載機ディスプレイにて使用する、Apple CarPlay、Android Autoを設定。Apple CarPlayは、従来のUSB接続に加え、Wi-Fiによる無線接続にも対応します。
DCM（Data Communication Module）を活用したインターネット接続により、Webサイト（ニュースやブログ、ストリーミング音楽、YouTube動画など）を閲覧することができるWebブラウザー機能を設定しました。
インテリアレイアウトの変更のでは、インストルメントパネルおよびコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、カップホルダーやおくだけ充電の使い勝手など利便性を向上させています。
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一部改良とともに、特別仕様車「Graceful Escort」が発売されました。
「ES300h version L」をベースに、ESらしい上質でラグジュアリーな空間や時間を楽しむことを狙いに、専用シートカラーとしてクリムゾン＆ブラックを設定。本革シートやインストルメントパネルにクリムゾンステッチをあしらい、ステアリングには墨ブラックを使用しました。
外装では、特別仕様車専用の塗装を施したスピンドルグリル、アルミホイールを採用し、落ち着いた質感で大人の魅力に溢れたスタイルに仕上がっています。
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ESの消費税込み価格は602万円から718万円、特別仕様車「Graceful Escort」は728万円です。
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