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Tuesday, December 20, 2022

<カール・ハンセン&サン 新作情報>ヴィルヘルム・ラウ ... - PR TIMES

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カール・ハンセン&サンは、デンマークが誇る建築家 Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン、1894 -1984)が1956年にデザインした軽量でスタッキング可能な「Vega(ヴェガ)チェア」を製品化し、2023年3月より日本での発売をスタートします。

本製品は、2022年6月にデンマーク コペンハーゲンで発表および発売したものです。

「Vegaチェア」は、1956年に「Folkets Hus(人民の家)」として竣工し、現在はコンサートホール「VEGA」として市民に愛される建築物のためにヴィルヘルム・ラウリッツェンがデザインしたもので、この施設内でしか座ることのできない貴重な椅子でした。

2022年に創立100周年を迎えたVilhelm Lauritzen Architects(ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ)とのパートナーシップのもと、100周年を記念し、カール・ハンセン & サンで生産が開始されることになりました。デザインクラシックコレクションの一部に加わり、多くのみなさまに名作をお楽しみいただけることになりました。

エレガントなディテールのデザインだけでなく、スタッキングできる機能性、張地の選択肢のバラエティ、木製の脚部の仕上げなど、さまざまな用途でご利用いただくことが可能です。

 

  • Vilhelm LauritzenとVEGA
デンマーク機能主義のパイオニアでもあり、画期的な建築物を設計した国際的に知られる建築家、ヴィルヘルム・ラウリッツェンは、建物から家具、ドアノブに至るまで、細部まで徹底的に考え抜かれた数々のモダニズムの名作を生み出してきました。
ヴィルヘルム・ラウリッツェンによる設計で1956年に竣工し、建設当時は労働運動のための多目的集会場として誕生した「Folkets Hus(人民の家)」。ラウリッツェンは、椅子、テーブル、木製パネル、壁面の装飾、シャンデリア、備品、ドアハンドル、ソケットなど、あらゆるものを完璧なまでにデザインしました。ヴィルヘルム・ラウリッツェンにとって、小さなディテールこそが大きな違いを生み、空間全体をひとつにまとめているのです。
その後、このモダニズム様式の建物「Folkets Hus」は大規模な修復を経て、1996年にコンサートホール「VEGA」として役割を変え、以来コペンハーゲンの文化を牽引しています。
ラウリッツェンの妥協のない細部へのこだわりは、スチール、木材、ファブリックまたはレザーをエレガントに組み合わせたスタッキングが可能な「Vegaチェア」にも表れています。座面と背もたれに施された緻密な張地が、全体をほっそりと洗練された印象を与えます。また、よりシンプルな外観にするために、張地なしの仕様も展開し、オークの風合いをお楽しみいただけます。
「Vegaチェア」 は、エレガントな木製の脚部と、背もたれのダイナミックなカーブが個性を際立たせたクラフトマンシップが光る特別なチェアに仕上がっています。

コンサートホール「VEGA」 Photo:Rasmus Hjortshøjコンサートホール「VEGA」 Photo:Rasmus Hjortshøj

コンサートホール「VEGA」 Photo:Rasmus Hjortshøjコンサートホール「VEGA」 Photo:Rasmus Hjortshøj

コンサートホール「VEGA」 Photo:Rasmus Hjortshøjコンサートホール「VEGA」 Photo:Rasmus Hjortshøj

 
  • カール・ハンセン&サンのCEOクヌード・エリック・ハンセンのコメント
ヴィルヘルム・ラウリッツェンの建築とデザインは、デンマークの文化遺産と機能主義の表れの一部であり、その「Vegaチェア」を世界中の方々に初めてご紹介できるのは、大変光栄です。カール・ハンセン&サンは、20世紀のデンマークの傑作を幅広く取り揃えています。ヴィルヘルム・ラウリッツェンの妥協のない美学とクラフトマンシップに対する妥協のないアプローチが見事にマッチしているのです。
 
  • アン・モラー・ソレンセン(ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ)のコメント
「Vegaチェア」はデンマークのデザインの最高傑作です。そこにはヴィルヘルム・ラウリッツェンの真髄が表れています。さりげなくシンプルで時代を超越した機能主義のデザインでありながら、非常に明確な個性があります。このチェアは、ラウリッツェンならではの妥協のないディテールと、均整のとれたフォルムで、座っているだけで心地よい気分にさせてくれます。カール・ハンセン&サンとのパートナーシップにより、「Vegaチェア」が今やそれにふさわしい品質で生産に移されることを誇りに思います。
 
  • ヴィルヘルム・ラウリッツェン プロフィール (1894 -1984) 

デンマークで最も影響力のある建築家の一人であり、デンマークのモダニズムの父です。ラウリッツェンが手掛けたプロジェクトの多くは、機能に合ったフォルムを備えるという、建築に対する革新的なアプローチの好例として、今日でも残っています。ラウリッツェンは生涯を通じて、建築は特権階級に属する少数のものだけではなく、すべての人に役立つ応用芸術であるべきだという主張を持ち続けました。ラウリッツェンの作品として最も有名で、高く評価されている建築物には、現在ヴィルヘルム・ラウリッツェンターミナルとして知られるコペンハーゲン空港第1ターミナル (1939年)、フレデリクスベルクのRadiohuset放送ビル (1945年)、コペンハーゲンの音楽ホールVega (1956年)、米国ワシントンD.C.のデンマーク大使館 (1960年) などがあります。1894年9月10日にデンマーク・スラゲルセの町で生まれたヴィルヘルム・ラウリッツェンは、1912年にソロ・アカデミー高校、1921年にコペンハーゲンの王立芸術アカデミー建築学校を卒業すると、その翌年Tegnestuen Vilhelm Lauritzen (今日のVilhelm Lauritzen Architects) を設立しました。ラウリッツェンの才能はインテリアデザインにまで及び、ドアハンドル、灰皿、手すりからランプ、ソファ、椅子まで、生涯にわたりあらゆるものを生み出しました。

商品詳細
製品名 VEGAチェア

サイズ(cm)   高さ:80.5 
        シート高さ:パディングなし 45、パディングあり46
        奥行き:53.5
        幅:60

参考小売価格  VLA26T (パディング無し)59,400円(税込)~
        VLA26P (パディング有り)93,500円(税込)~

素材 フレーム:ブラック粉体塗装スチール
   座面と背もたれ:張地あり/なしのFSC®認証オーク材 (FSC C135991)
   張地:レザーまたはファブリック、Nordic Swan Ecolabel option

発売日 2023年3月1日(水)

 

 

 

 

 

 

 

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