料理研究家の沼津りえさんが、手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、動画で楽しく紹介する連載企画。 【写真で手順を一気見!】「焼き栗のはちみつ漬け」の作り方 今回は「焼き栗」をはちみつとナッツでおしゃれに漬け込みます。ブルーチーズに添えたら至福の大人のおつまみに! 自宅で簡単に栗を焼く方法も必見です。
魚焼きグリルを使えば、香ばしい「焼き栗」が簡単に!
前回の「栗の渋皮煮」に続き、今回は「焼き栗」を使ったちょこっと漬けに挑戦。 「家庭で手軽に焼き栗を楽しめないかと考えたところ、魚焼きグリルで焼く方法を発見! ポイントは焼く前に、栗に切れ目を入れること。パリパリと気持ちよく手で簡単に皮をむくことができるので、ぜひおうちで試してみてください」(以下「」内、沼津さん)
【材料】(作りやすい分量)
栗・・・200g はちみつ・・・100g ミックスナッツ(素焼き)・・・50g
【作り方】
(1)栗を水で洗う 最初に栗についている汚れを洗います。周りについている汚れを軽くこすって落としましょう。 (2)栗に切れ目を入れる 栗の水気を拭き、栗がすべらないようにまな板の上にペーパーを敷きます。栗の下の方に包丁の角を刺したら、包丁の背に手を置いて、包丁の先に向かってゆっくり体重をかけます。こうすると安全に栗に切れ目を入れることができます。すべらないように気をつけて行ってくださいね。 「栗の平らな面を下にすると安定しやすくなります。焼く前に切れ目を入れておかないと栗が破裂してしまうので、必ず切れ目を入れてくださいね」 (3)魚焼きグリルで栗を焼く 掃除がラクになるので、魚焼きグリルにアルミ箔を敷いてから、その上に切れ目を上にして栗を並べていきます。強火で13分ほど焼いたら、栗の切れ目が割れてきました。熱いので直に触らず、トングなどで栗を取り出しましょう。グリルの火加減によって焼き時間は調整してくださいね。 (4)粗熱が取れたら皮をむく 冷めると皮がむきにくくなるので、粗熱が取れたら、まだ温かいうちに皮をむきます。 「皮がパリパリに焼けているので、簡単に手でむけますよ。薄い皮が残ったときは、楊枝を使うとキレイに取れます。今回はこの後はちみつで漬けますが、焼きたてをこのまま食べてもホクホクでおいしいですよ」 (5)栗とナッツを保存容器に入れる 栗を保存容器に入れ、粗く刻んだ素焼きのミックスナッツも一緒に加えます。 「ナッツは刻んだ方がはちみつが早く染み込みます。とはいえ、細かくしすぎるとはちみつが濁ってしまうので、あまり細かく刻まないこと。栗は丸ごと入れたり、半分に割ったり、お好みでどうぞ。皮をむくときに栗が崩れてしまっても、断面にはちみつが染みておいしくなります」 (6)はちみつを入れて混ぜる 最後にはちみつを入れ、スプーンなどで混ぜて全体をなじませます。全体がなじんだら、常温で半日以上置きましょう。冷蔵室に入れるとはちみつが硬くなるので、常温でOKです。 (7)できあがり! 漬かると水分が溶け込み、はちみつがサラッとしてきます。常温で10日を目安に食べ切ってください。 保存瓶に栗とナッツがぎっしり入った状態もおしゃれ。食べてみると、香ばしい焼き栗の香りがはちみつに溶け込み、ちょっとリッチな味わいに。甘い栗とスモーキーなナッツを一緒に食べるとより複雑に絡み合い、奥深い味を楽しめます。これは青カビ系のブルーチーズにたっぷりかけて、ワインと一緒に味わいたい! 「ワインやウイスキーと合わせれば、ちょっとおしゃれな大人のおつまみに。ブルーチーズにかけたり、クラッカーにのせたり、パンケーキやヨーグルトのトッピングにもおすすめです。ポークステーキなどに添えても合いますね」 アレンジも自在なので、ぜひ好みのマリアージュを探してみてください。 次回は、「秋鮭」を使ったヨーグルトみそ漬けを紹介します。 取材・文/岸綾香
【取材協力】
沼津りえ 料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『野菜丸ごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu
kufura編集部
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