女優の山口紗弥加(41)がNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)にレギュラー出演することが1日、同局から発表された。朝ドラ出演は2004年後期「わかば」以来、約17年ぶり。第20週(9月27日~10月1日)からの第3部「気仙沼編」に登場。気仙沼で居酒屋を営む女性・高橋美佳子役を演じる。
女優の清原果耶(19)がヒロインを務める朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。
第3部は、百音は地域に根ざした気象の仕事に興味を持ち始め“あること”を機に地元へ戻ることを決意。ウェザーエキスパーツの気仙沼支社第1号の社員として故郷・気仙沼へ帰る…という展開。
山口が演じるのは、居酒屋を営む気仙沼の女性・高橋美佳子役。テキパキと段取りがうまく、いつも元気が良い。かつては災害FMでボランティアとして放送に参加。百音がラジオで気象情報を届けるようになったことをきっかけに、コミュニティFMを訪れ、百音と出会う。
山口は「17年ぶりに朝ドラに出演させていただきます。あの日に起きたことを何とか知りたい、小さくても何かできることはないだろうか…そんな思いで女川から気仙沼を訪れたことがありますが、まさか。ここにつながっていたなんて何とも言えない嬉しい気持ちです。忙しい朝、『おかえりモネ』が、やさしい時間を運んでくれますように」と気仙沼がつないだ“縁”を感じている。
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