杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。12月8日放送の第7回では、千代(毎田暖乃)が大阪・道頓堀で出会うキャラクターが続々と登場した。喜劇一座の劇中劇も挟まれ、いよいよ役者が出そろった。(以下、ネタバレがあります)
「うちとあんたは住む世界が違う」
“大阪のおかあさん”として人気を誇った往年の名女優・浪花千栄子をモデルに、その波瀾万丈の人生を人情味たっぷりに描く「おちょやん」。第2週(12月7日[月]~12月11日[金])「道頓堀、ええとこや~」では、千代が芝居茶屋「岡安」での女中修業を始める展開が描かれている。
大正5(1916)年、大阪・道頓堀で9歳の千代の女中奉公が始まった。第7回では、千代と深い縁で結ばれるキャラクターが続々と登場した。
千代が奉公をする店「岡安」の一人娘・みつえ(子供時代・岸田結光)は千代と同い年。だが、初対面で「みつえちゃんは、年なんぼ?」と気安く話しかけた千代に「“ちゃん”やのうて“さん”。それか“いとさん(お嬢さん)”や。覚えとき!」「残念やけど、うちとあんたは住む世界が違う」とピシャリ。身分の違いにはうるさそうだ。成長後は東野綾香が演じる。
そのみつえとともに学校に通う幼なじみが、岡安のライバルにあたる老舗芝居茶屋「福富」の後継ぎ息子・福助(子供時代・松本和真)。千代を見て「あほばっかりやな、お前んとこのおちょぼは」と軽口をたたき、みつえに「あんたんとこみたいに、後継ぎがあほよりマシやろ」と返されると「後継ぎ…って僕やんか!」。軽快なツッコミは、口が達者な千代とも相性がよさそうだ。成長後は井上拓哉が演じる。
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