「日本シリーズ・第3戦、巨人2-6ソフトバンク」(22日、東京ドーム)
巨人が3連敗。0勝3敗となり、崖っぷちに立たされた。
一回に亀井の先頭打者本塁打で先制。先発高橋が崩れ、1点ビハインドとなった三回には再び亀井が右翼席へ運び、2打席連発の2号ソロで試合を振り出しに戻した。
だが、2-2で迎えた四回、3番手の高卒ルーキー戸郷投入が裏目となった。1死から安打、四球で一、二塁とされ、投前への送りバントを三塁へ悪送球。ピンチが広がり、長谷川の犠飛、柳田への押し出し四球、デスパイネの2点適時打で2-6となった。
打線も逆境をはね返す力が生まれない。丸は3打数無安打に終わり、3戦トータル9打数無安打、打率・000。短期決戦でブレーキとなる、いわゆる“逆シリーズ男”危機に直面している。丸は広島に所属した昨年の日本シリーズでも、ソフトバンク相手に25打数4安打、打率・160、1本塁打、3打点。チームは1勝4敗1分けで敗れた。
だが、丸だけではない。2番・坂本勇もこの試合で4打数無安打3三振。ソフトバンクバッテリーの強気の内角攻めに翻弄(ほんろう)され、3戦11打数1安打、打率・091。頼みのふたりが絶不調では勢いも生まれない。
ソフトバンクはバンデンハークを含めた5投手の継投で巨人の反撃を封じ、3連勝。日本シリーズで3勝0敗のケースは過去16度。14度がそのまま頂点に登りつめており、日本一の確率は88%となった。
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2019-10-22 13:00:00Z
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000127-dal-base
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