西武のエルネスト・メヒア内野手が23日、敵地での楽天戦(楽天生命パーク)で値千金の決勝打を放った。同点の8回2死満塁で代打で登場すると、勝ち越しの適時二塁打。これが決勝点となり、チームは5-3で勝利し、ヒーローインタビューで助っ人は「ボールがグラウンドに落ちた瞬間は最高の気持ちだった」と笑顔を見せた。
同点の8回2死満塁で左中間へ走者一掃の適時二塁打
■西武 5-3 楽天(23日・楽天生命パーク)
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西武のエルネスト・メヒア内野手が23日、敵地での楽天戦(楽天生命パーク)で値千金の決勝打を放った。同点の8回2死満塁で代打で登場すると、勝ち越しの適時二塁打。これが決勝点となり、チームは5-3で勝利し、ヒーローインタビューで助っ人は「ボールがグラウンドに落ちた瞬間は最高の気持ちだった」と笑顔を見せた。
4回に山川の適時打で2点を先制した西武だったが、7回に先発・本田がブラッシュに同点2ランを浴び、試合を振り出しに戻された。8回、楽天ブセニッツから4番中村が7球、5番外崎が9球、6番山川が5球粘って四球を選んだ。3連続四球で2死満塁のチャンスを作ると、辻監督は迷わず代打・メヒアを起用した。
「タフなシチュエーションだったけど、なんとかしたかった。1人でもランナーを返したかった」。1ボール2ストライクからブセニッツが投じた直球をとらえると、打球は詰まりながらも左翼手と中堅手の間に落ちた。その間に3人の走者が生還し、一気に勝ち越しに成功した。メヒアは塁上で大きくガッツポーズ。「アウトを取られるまでは終わらない。動揺しないように集中していたよ」とその鋭い一振りでチームを救った。
シーズンも佳境を迎えた9月に入り、これが自身3度目の決勝打。14年に本塁打王を獲得したメヒアだが、山川の台頭もあり徐々にその定位置を奪われた。それでも早出練習を欠かさずに行い、試合になれば先発を外れても前線で声を張ってチームを鼓舞してきた。
ベネズエラ出身の陽気な助っ人は「チームを救うために地球の反対側から違う国に飛んできている。チームを助けることができて嬉しい」と自身の活躍でつかみ取った1勝を喜んだ。メヒアの一振りが、チームのマジック消滅の危機を救い、優勝をぐっと手繰り寄せた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
2019-09-23 09:11:28Z
https://full-count.jp/2019/09/23/post549026/
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