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Monday, October 16, 2023

消耗品ではなく、「安心して長く使える」製品を。PROTEX興業120 ... - 岩手日報

utaksate.blogspot.com

1902年興業。陸軍指定工場として金属製コンテナケース生産のルーツに始まり、アルミケース、キャリングケースの専業メーカーとして長年の歴史を持つ、フジコーワ工業株式会社。

120年以上続くその歴史の中で、有人宇宙探査機に積載するカメラ専用ケースや、防水仕様のキャリーコンテナを東京消防庁ハイパーレスキュー隊に納入するなど、精密機器の保護収容や、ハードな環境に身を置くプロフェッショナルに伴走する堅牢ケースを数多く開発してきました。

同社が手掛ける堅牢ケース専門ブランドPROTEXの「興業120年モデル」として開発された、縦型トランクFPV-08。

2023年3月に同製品の発表後、複数のメディアでも取り上げられ、約2ヶ月間完売状態になるまでの反響となりました。

いわゆるトランクケースとしての、トラベルキャリー用途に留まらず、プロカメラマンの撮影機材ケース、アスリート代表チームの遠征用ケースなどとしても使われているというのも、PROTEX製品ならでは。

今回、実際にどのような形でプロの現場で使われているか、「プロ」の声を交えながら、その開発系譜に迫ります。

PROTEXの堅牢ケース技術。120年の伝統と群馬県玉村の工場

有人宇宙ミッション「ソユーズTM-11」で使用される撮影カメラを守るトランク。

プロレーサーにとって命の次に大事なヘルメットを守る流線型キャリー。

ハイパーレスキュー隊が連れ歩く防水キャリングケース。

機密書類の輸送用途に始まり、昭和38年から現在まで様々な現場で扱われ、おそらく現在ではPROTEXが国内で唯一の製造となる、折りたたみ式アルミコンテナ。

日の丸を背負って立つ代表アスリート選手が金メダルを手にする瞬間の傍らにあるボールケース。

堅牢ケースを専門に、あらゆるプロユースに応える中で、PROTEXが守ってきたもの、PROTEXでしか守れないものがそこにはあります。

興業120年の技術が集約された生産基地、PROTEX玉村工場。

群馬県南部に位置する玉村町(たまむらまち)は、赤城山の裾野であり、利根川が町の北部を流れています。緑豊かな農業の町でありながら、関越自動車道から直接インターチェンジも通っている都心からのアクセスが良好な立地に根ざしながら、PROTEXは技術の発展を遂げてきました。

総敷地面積2,400坪となる玉村工場が技術開発の基幹となり、海外生産拠点のマザー工場としての機能も果たしています。

プロユースに応え続けるプロダクトメーカーとして、玉村町に根ざす工場として。

確かな技術を持った職人一人一人が、ものづくりに対して真摯に取り組める体制を整えています。

▼PROTEX玉村工場について

https://www.protex-web.jp/f/factory

▼サポート先の各種プロフェッショナルについての情報はこちら

https://www.protex-web.jp/f/press

アスリート遠征の大荷物対応問題。当事者が求める機能とは

プロアスリートが選手団で海外遠征に臨むとなれば、チームで持ち運ぶ荷物の量も、かなりの物量に。

競技によっては、キャリーケース数十個分の大荷物になることも珍しくないと言います。

それだけの量の荷物を飛行機に載せるとなれば、航空会社との交渉は半年がかりになることも。

また、現地でも車両に積み込んでの移動や、人員や時間も限られる中での大会会場やトレーニング地での拠点づくりなど、遠征中はいかにスムーズな荷物の運用が出来るかがあらゆるシーンでついて回るのだそうです。

実際にそうしたプロアスリートの方々に様々なケース製品を提供してサポートする中で多く声を頂いたことに、長尺でスタッキング(積み重ね)機能を備えたケースが、遠征の中で何かと重宝するという話でした。

30年以上も信頼を得てる元祖長尺キャリーを改良した興業120年モデル「FPV-08」

PROTEXでは30年以上前から、長尺キャリーをつくり続けています。

樹脂製で長尺のキャリングケースというのは当初、少なくとも国内では見られないプロダクトでした。

元祖長尺キャリングケース CR-5000/FS-1 は、開発から30年以上経った今も、アスリート選手団の遠征で使われています。

この長尺キャリーを中心に寄せられていた「プロの声」を反映する形で、より汎用性を持たせたサイズバランスや容量の設計とともに、PROTEXの代名詞とも言える武骨なリブの凹凸構造をスタッキングに対応させる形で開発した興業120年モデル、FPV-08。

発表後間もなく、トラベルアイテムやカメラケースとして各方面のメディアでも取り上げられ、生産が追いつかずに約2ヶ月間完売状態に。

受付再開後に新色オーシャンブルーも加わり、トラベル・行楽シーズンもあってかユーザー様から写真も続々と届くとともに、提供サポートを行っているアスリートからも重宝しているとのフィードバックを頂いています。

耐衝撃性を第一に考えたリブ構造が、段積にも対応。

PROTEX製品の意匠を物語る代名詞とも言える、ボディに配されたリブ構造。

耐衝撃性を高めることに主眼を置く中、一般的なスーツケースに比べ凹凸に厚みをつける設計も珍しくありません。

業務用途としての開発ルーツを追求した結果、特有の無骨な印象を与えるフォルムを獲得しています。

数十年前には、日本が誇る最高峰のタフネスウォッチ “G-SHOCK”の開発者も、「デザインの参考にしたい」 とPROTEXを訪れたことも。

今回開発したFPV-08では、プロユース向けの製品に搭載していたスタッキング機能にも対応。

彫りの深いリブが段積可能な構造となり、トランクケースとしては珍しい複数台での運用を想定した「モビリティコンテナ」としての機能性も持ち合わせた製品に仕上がりました。

遠征先からのフィードバック

FPV-08は早速、プロアスリートの方々にも提供。

実際に製品を使用する中で頂く声の一部を紹介します。

「ハードケースに収容出来ない長尺の器具はこれまで、布製のケースや緩衝材に包んで運んでいて、遠征先で器具が破損する懸念が少なからずあった。PROTEXのケースに収容することでそうした懸念から解放されて、競技そのものに専念しやすくなった」

「最小限の人員での遠征は、荷物の可搬性の高さがきいてくる。車両や滞在先ホテルのエレベーターへの積み込みがスムーズになった」

「横置きでスタッキングすると、二段目がちょうど車いすの高さになる。このスタッキングを活かすことで、選手が空港や試合会場での待機時間中に、食事や器材を取り出す際にも役立っている」

「長時間での待機や、大会会場での拠点づくり、バリケードとしても使える」

「ケースのデザインもあってか、空港のスタッフからも丁重に扱われることが多い。海外遠征ではロストバゲージ(荷物が所在不明になる事象)の懸念がついて回るが、PROTEXのケースはロストしたことが無い。空港で荷物のチェックを求められることも少ない」

このような形で、収容物を守ることを第一に考えたケース製品づくりが、結果として器材の保護収容以上の役割を果たしてくれているとの声を頂いております。

社会情勢に伴う航空事情の変化で、荷物を最小限に抑える必要性も

サポートしている選手の方々から、昨今の社会情勢の変化に伴い、海外遠征事情もよりシビアになっていると聞きました。

航空会社によっては荷物の個数に応じたコスト計算がなされ、為替や燃料費の高騰も相まって、荷物を最小限の個数に収められるかがこれまで以上に求められる場合もあるとのこと。

そのため、1個当たりの容量が大きく、かつ大切な器具を保護収容し、かつ運用性に優れたケースが遠征には最適解に。

そうした面からも、FPV-08がより重宝されるのではないかとのことです。

消耗品ではなく、長く使えるスーツケース。「30年選手」を輩出する製品づくり

一般的に、「キャリーケースは消耗品」と言われることも少なくない中で、PROTEX製品においては、多くの現役「20年選手」「30年選手」がプロフェッショナルの傍らにあり続けています。

消耗品としての製品ライフサイクルに留める様な妥協を許すことなく、ロングランを前提に製品開発に取り組んで来ました。

「堅牢である」という要件にサステナブルという新たな文脈が与えられゆく時代の要請に応え続けられる様、引き続き当社ならではの「安心して長く」使って頂けるモノづくりを追求して参ります。

[FPV-08 製品仕様]

・外寸サイズ:約 76.8 × 42.8 × 34.4 cm

・内寸サイズ:約 70.0 × 39.0 × 蓋28.2 cm

・容量:約77L

・自重:約5.8 kg

・素材:ポリカーボネートプラス

・カラー:オールブラック、オーシャンブルー

・TSAロック内蔵

▼「FPV-08」製品紹介動画

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▼PROTEX公式サイト にて取扱中

https://protex-web.jp

▼「FPV-08」製品紹介ページ

https://www.protex-web.jp/c/suitcase/FPV-08

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