＜京都・左京区＞ 「喫茶・グリル飛騨」の日替わりランチ - 読売新聞オンライン

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　遊郭の労働問題が専門の女性史研究家。元 娼婦（しょうふ） を主人公にした作品「 楊花（ヤンファ） の歌」が昨年、小説すばる新人賞を受賞した。研究者としても作家としても、個人の内面や生き方を浮き彫りにする視点を大切にする。

　大学生の頃から２０年以上通うこの店のおすすめは「日替わりランチ」（税込み１０００円）。取材した日は、メインのメンチカツに小鉢の肉じゃが、ご飯、 味噌（みそ） 汁、サラダが付いた。店は１９６７年創業。「家庭的な味と店の雰囲気が落ち着く」ので、論文や原稿の執筆の合間によく訪れる。手作りのオニオンドレッシングや味噌とんかつのタレなどもお気に入りだ。

　今月から月刊誌「小説すばる」で連載が始まった。「研究、創作活動の両面から、現代を生きる人に響くメッセージを届けたい」と二足のわらじを続けていく。

【幸せランチ＆スイーツ　お店情報】
京都市左京区山端滝ヶ鼻町４の６
（電）０７５・７９１・４６６３

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