日本ヒューレット・パッカード合同会社(以下、HPE)は12日、中堅・中小企業のネットワークの高速化、大容量化、セキュリティ強化を実現する新製品として、HPE Aruba NetworkingのWi-Fi 6アクセスポイント「Aruba Instant On AP22D」と、2.5GBASE-T対応スタッカブルスイッチ「Aruba Instant On 1960」を発表した。
Aruba Instant On AP22D Wi-Fi 6アクセスポイントは、複数の接続が最大の速度を実現するよう、効果的に管理でき、より多くのデバイスがボトルネックやパフォーマンスの低下なく、ネットワークにアクセスできる。
Aruba Instant On 1960スタッカブルスイッチは、組織の成長に合わせたネットワークの容易な拡張を可能にする。複数のスイッチをスタックできるため、多額の追加投資を行うことなくポートや容量を追加できる。
クラウドスタッキングまたは通常の物理スタッキングが可能で、複数のスイッチを1つのスタックとして管理が可能。マルチサイト管理機能により、企業内のさまざまな場所のトラフィックを管理できる。
ポリシー管理機能により、複数ユーザーのアクセスタイプに応じたデバイスやサービス品質(QoS)を自動的に管理できる。また、追加費用なくInstant Onクラウド管理ツールを利用できる。
HPEでは、Aruba Instant On AP22DアクセスポイントとAruba Instant On 1960スタッカブルスイッチの組み合わせは、データ需要が高く、ネットワークに接続する接続デバイスの数が増加している中小企業に適していると説明。また、新製品は、増加する接続機器によって生成される大量のトラフィックを、シームレスかつセキュアに処理できるように設計されているとしている。
Aruba Instant On 1960スタッカブルスイッチは9月28日に受注を開始、HPEの2023年度第4四半期に、Aruba Instant On AP22Dとともに提供開始を予定する。
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