2023.01.09 NEW
特別な日はウェスティンホテル横浜の〈アイアン・ベイ〉で五感を刺激するグリル料理を!
東京や京都のみならず、横浜にもラグジュアリーホテルが次々とオープンしている。なかでも注目は、2022年6月13日に開業した〈ウェスティンホテル横浜〉。国内6軒めとなるウェスティンブランドで、みなとみらい21地区にあってウェルビーイングを意識したホテル。シグネチャーダイニングは、直火を用いたグリルレストラン〈アイアン・ベイ(Iron Bay)〉。食べて健康になる“イート・ウェル(EAT WELL)”をコンセプトにして、地元産の食材と本物志向の味にこだわっている。最上階に位置しており、横浜の煌びやかな街並みを一望できることからも、早速人気に。
みなとみらい21地区に開業した新世代の“ウェルネス”ホテル
エグゼクティブシェフを務めるのは、カナダ・トロント出身のウィリアム・カハラさん。ザ・リッツ・カールトンなどのラグジュアリーホテルで研鑽を積み、2018年には〈ザ・リッツ・カールトン東京〉の副総料理長として来日した。料理の技術を競うコンペティションでも優勝歴のある実力派シェフだ。
オープンキッチンでライブ感満載のグリル料理を提供
3種類あるコースの中で特にオススメは、最上位の“ファイア(FIRE)”(2万円)。アミューズ、前菜3品、魚料理、肉料理、デザート、食後の飲み物といったフルコースで、肉料理とデザートは好きなものを選べるのがいい。
ファイアより、“国産鴨肉の低温調理”
“国産鴨胸肉”は低温調理でじっくりと仕上げた一品。鴨の薫香が心地よく、しっとりとしたテクスチャを味わえる。添えられたビーツの優しい甘味が、鴨の味わいをさらに引き出す。
ファイアより、“ズワイガニのリエット”
“ズワイガニのリエット”は、ズワイガニの磯の薫りと豊かな滋味が表現されている。キャビアの塩味がアクセントになっていて、バラエティ溢れる“海の妙味”が堪能できる。
ファイアより、“横濱ビーフ サーロイン”
“横濱ビーフ サーロイン”は、希少な黒毛和牛である地元の“横濱ビーフ”に舌鼓を打てるメインディッシュ。厚めにカットされたサーロインは、ちょうどいい火入れで、肉汁をふんだんに携えている。“ジュドブッフ”と呼ばれる牛肉と香味野菜を煮込んだ自家製のソースが“横濱ビーフ”の旨味とマッチしていて、グリルされた付け合わせのモリーユ茸の香りも素晴らしい。
23階からの景色もラグジュアリーなひとときを演出
シェフズテーブルが併設された予約制のプライベートダイニングも設けられているから、特別な日にはこちらを利用するのもいい。横浜の新しい美食スポットに是非とも足を運んでみて。
文=東龍 text:Toryu
1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。
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