エバニューのチタンカップ400FDは装備の軽量化に欠かせないクッカーです。エバニューが得意とする極薄チタン(0.3mm)で作られており、日本だけでなくアメリカやヨーロッパのハイカーたちにも高く評価されているクッカーです。
今回はこのチタンカップ400FDの特徴を紹介するとともに、400FDを使ったおすすめの山ごはん、コンパクトに持ち歩けるスタッキング方法を紹介します。
目次
チタンカップ400FDは他のクッカーと何が違うの?
チタンカップ400FDは重量が実測値で49g、取っ手を取ると36gになります。取っ手一つの重量は7gです。このように取っ手を自由に取り外すことができるクッカーです。
手袋やシリコンバンドなどを利用して僅かではありますが、軽量化を行っている人もいます。
チタンカップ400FDを使って楽しむおすすめの山ごはん
チタンカップ400FDの容量は400mlですが、お湯を作る場合は380mlぐらいでないと沸騰した時にこぼれてしまいます。
カップヌードルに必要なお湯の量が330ml、尾西のアルファ米の必要なお湯の量が160ml、フリーズドライのスープで必要なお湯の量が160ml。
このようにお湯を作って食事を作るのにちょうど良い大きさのクッカーで、これ以上小さいと使いづらいし、大きいとオーバースペックで重いし嵩張ります。
またチタンカップ400FDはお米を炊くのにも実は便利なクッカーです。直接お米を入れて炊飯すると、素材がチタンなので熱伝導率が悪く、上部、中心の部分のお米に芯が残りやすいので、お米に対して少し多めの水の量で炊くのがおすすめです。
僕がお米を炊く時にはアイラップと呼ばれる袋のラップの中に0.7合のお米と必要な水の量140mlを入れます。水の量はチタンカップ400FDの内側に150と200のメモリがあるので、これを使うと簡単に水の量を測ることができます。1合のお米だとお湯が溢れてしまいます。
アイラップでお米を炊くと余ったらおにぎりのようにして持ち歩くこともできるので、行動食にすることもできます。
また僕がよくやるのは、大豆ミート、カレーパウダー、ターメリック、高野豆腐、コンソメを全てジップロックに適量を入れて、チタンカップ400FDで1500mlぐらいのお湯を作ったら、これらを全て投入しカレーを作ります。カレーペーストができたら6倍濃縮のトマトペーストとシーチキンを入れてカレーを完成させます。これをバケットやアルファ米の白米、また上で紹介したアイラップを使ったお米と一緒に食べます。
使っているクッカーはチタンカップ400FDだけで炊きたてのご飯でカレーライスも食べれます。
チタンカップ400FDのスタッキングアイディア
チタンカップ400FDを使ったスタッキングアイデアは様々です。もっともよく見かけるのが、エバニューのTi570FDCupの中にスタッキングする方法です。2人分のクッカー、チタンカップ400FDをマグカップとして使用するのにおすすめのスタッキング方法です。
次のスタッキング方法は最も軽量でミニマムな方法です。チタンカップ400FDの中にウィルドゥフォールダーカップがぴったり収納できます。この中に固形燃料と五徳、ライターなどを一緒に入れて燃料一式にしてコンパクトに持ち歩くことができます。
次のスタッキング方法はチタンカップ400FDの中にVIVAHDEの山のうつわの小がシンデレラフィットします。ちなみにVIVAHDEの山のうつわの中はエバニューTi570にシンデレラフィットします。木のお椀で食べるご飯は、山の中の食事を贅沢な雰囲気にさせてくれます。
商品概要
ブランド | エバニュー |
商品名 | チタンカップ400FD |
商品説明 | 「チタンクッカー深型Sセラミック」「チタンウルトラライトクッカー深型S」にぴったりスタッキングが出来るカップ |
価格 | ¥2,090(税込) |
重量 | 50g |
サイズ | 径95×深さ58mm |
容量 | 400m |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
汎用性 | ★★★★★ |
からの記事と詳細 ( 【レビュー】エバニューチタンカップ400FD−軽量クッカーの代表格・スタッキングでコンパクトに収納 - 山旅旅 )
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