巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(83)が18日、中日・高木守道さんが急性心不全で亡くなったことを受け、球団を通じてコメントを発表した。長嶋さんは「私が立教大生のときに県岐阜商に野球を教えにいった際に、守備がうまく、足も速くて、すごい選手がいるなと思ったことを今でも覚えています。中日のスタメンに名を連ねているのを見て、すぐわかりました」と高木さんとの出会いを回顧。さらに「華麗なバックトス、対戦相手にとって嫌なしぶといバッティングで中日を代表する選手になりました」と現役時代を振り返った。
さらに長嶋さんは「監督時代は何といっても互いに死力を尽くした1994年の10・8決戦です」と思いをはせ、続けて「巨人の胴上げをじっと見つめていた表情は忘れません。野球界にとって貴重な人材を失い、残念です」と言葉をつむいだ。
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2020-01-18 07:17:04Z
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