メッツのベルトラン新監督が解任されるも、収束の見えないサイン盗み問題
米球界を揺るがしている“サイン盗み”騒動。16日(日本時間17日)にはメッツのカルロス・ベルトラン新監督が解任され、アストロズのヒンチ監督、レッドソックスのコーラ監督に続き、3人目の監督解任となった。
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そんな中で、さらに、アストロズの選手たちがユニホームの下にブザーを身に着けてサインを盗んでいたとする新たな噂も浮上。次々と沸き出してくるスキャンダルに選手らから怒りの声が噴出している。
米ヤフースポーツが他球団の選手たちの反応をまとめている。ドジャースのコディ・ベリンジャー外野手は自身のツイッターで「球界のために、これが本当であって欲しくない……もし本当なら、選手たちにも大きな処分が与えられる必要がある。完全に野球の公正性を台無しにしている!!!」と怒りの声をあげている。
さらに、インディアンスの右腕マイク・クレビンジャー投手は「彼らはフィールド上ではもちろんのこと、僕たちを直視できると思うべきじゃない」と、ジャイアンツのエバン・ロンゴリア内野手は「『不正は決して栄えない』という表現はどうなっているんだ?」と自身のツイッターに投稿。メッツのピート・アロンソ内野手も「球界では今クレイジーなことがたくさん起こっている。結局のところ、僕たちはフィールドで自分の仕事をし、バトルに勝利しなければならない」と不満を漏らしている。
昨季オリオールズでプレーしたダニー・バレンシア内野手は「アストロズの不正に関する報道は別次元だ。酷い。これが100%真実なのであれば、17年WSタイトルと個人賞は剥奪されるべきだ」とアストロズへの厳罰を望む。レッズのタッカー・バーンハート捕手は「コンピュータやブザーなどを使用するのは全く新しい次元であり、弁解の余地はない。球界にとって、ワイルドで惨めなことだ」と嘆いていた。
Full-Count編集部
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2020-01-17 08:11:06Z
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