いすゞマレーシア法人は、新型「D-MAX」2024年モデルを発表しました。
スタイリッシュデザインに一新
いすゞのマレーシア法人は2024年5月14日、新型「D-MAX」の2024年モデルを発表しました。
主にデザインの刷新と先進機能の強化を図っています。
D-MAXはいすゞの主力貨客兼用ピックアップトラック(PPV:Pick-up Passenger Vehicle)で2002年に登場しました。
主にアジアや欧州、中東、アフリカ、中南米、オセアニアなど100か国以上の国と地域で販売されるグローバル戦略車に位置しており、全世界で約34万台が販売されたと言います。
このうち現行型は3代目で、2019年10月に登場しています。
プラットフォームはミディアムサイズSUV「MU-X」と共通で、高張力鋼板・フレーム構造の変更により高剛性化と軽量化を実現しました。
パワートレインは低燃費化と信頼性の向上を図ったディーゼルターボエンジンを採用。3リッターと1.9リッターを設定し、トランスミッションは6速MTまたは6速ATを組み合わせます。駆動方式はモデルによりFRと4WDが設定されています。
また、オフロード性能も高め、ブレーキ・エンジンを制御する悪路走行モード「ラフテレインモード」を追加し、走破性能を高めています。
今回マレーシアで発表された2024年モデルでは、エクステリアを刷新し、従来モデルよりも存在感を際立たせています。
フロントフェイスは横方向に拡張された分厚い新形状のV字型グリルを採用。グリル周囲にクロームパーツを配すことで、鋭く力強い印象を与えます。
ヘッドライトはポジションランプの形状を変更するとともに、3つのキャラクターランプを追加。精悍な表情を演出しています。
また、フォグランプ周辺やロアグリルなどのバンパーロアの形状も変更され、エッジが効き、スタイリッシュにまとめられました。
リアでは、ロック機能付きのテールゲートやL字型が3つ連なった新デザインのテールランプを採用しています。
インテリアでは、ブラックを基調にインパネ上部やドアトリム、ステアリングなどにダークブラウンのカラーを配した2トーンを採用。
カッパーの加飾やピアノブラックパネルを組み合わせ、上質な内装に仕上げています。
上級モデル「X-Terrain」では、レザーシートやドアトリムにアンバーのアンビエントライトを備えるほか、前席の足元やコンソールトレイなどにレッドの間接照明を装備するなど、ピックアップトラッククラスを超えた高級感を演出しました。
先進運転支援では、最新の120度画角ステレオカメラの採用により、交差点進入時や横断歩行者、対向車への検知を拡大。ASEAN NCAPでの安全評価は5つ星を獲得しました。
ラインナップはベーシックな2ドアのシングルキャブと、4ドアのダブルキャブを用意しています。
新型D-MAXの価格は9万8949.2リンギット(約325万円)から15万7938.4リンギット(約520万円)に設定されています。
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なお、いすゞは今後D-MAXのBEV(バッテリーEV)モデルを投入することを明かしており、2025年にノルウェーをはじめとする欧州の一部地域から投入する予定です。
さらに、英国や豪州、タイなどの地域でも各地域での使われ方やインフラ整備状況などをみて、展開を拡大していくと説明しています。
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