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Tuesday, July 18, 2023

おうち焼肉の悩みを解決! 山善「煙が少ない焼き肉グリル」の実力は ... - All About

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山善の「煙が少ない焼き肉グリル XGRILL PREMIUM」は煙を出さないことに特化した焼肉グリル。実際におうち焼肉をして実力をチェックしてみた

家で焼肉をするとなると、煙やニオイが部屋にこもってしまうのが大きな悩みです。部屋に煙がこもるのは避けたいものの、暑い季節にはエアコンを使うので、窓を開けながらの食事は現実的ではありません。
 
そんなときに注目したいのが、減煙機能を搭載した焼き肉グリルです。山善の「煙が少ない焼き肉グリル XGRILL PREMIUM(エックスグリル プレミアム)」は、2021年9月に発売した焼き肉グリルで、2020年7月に発売された「減煙焼き肉グリルYGMA-X100 XGRILL」の上位モデルとなっています。
 
前モデルの実売価格が3980円、ワイドタイプが6580円なのに対し、上位モデルのXGRILL PREMIUMは1万6800円とかなり高額になっています。筆者は前モデルも使ったことがあり、十分な減煙効果を感じたので、XGRILL PREMIUMの実力も気になるところ。そこで、実際にXGRILL PREMIUMを使っておうち焼肉を試してみることにしました。
 

独自構造のプレートと吸煙ファンで煙を軽減

XGRILL PREMIUMは、独自のXカット構造を採用したプレートを採用しています。これは従来品にも採用されており、焼肉プレートの裏面を立体的な「X」の形状にすることで油が下に流れやすくなり、煙やニオイの元となる油を効率的に下に落とすというものです。
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油が加熱されることで煙やニオイが発生するため、効率的に下に落とすことが重要になる

また、プレートの表面は端に向かって下がる曲線形状になっており、プレートの縁は中央に向かって傾斜が付いています。これにより、さらに油を下に流しやすくなっているそうです。油が下に落ちるということは、油はねも少ないということ。ヘルシーなだけでなく、焼肉後に机が油でベタベタになるのを防ぐこともできるんです。
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一見するだけでは曲線形状や傾斜が付いていることはわからない

上位モデルだけに搭載されているのが、吸煙ファンです。プレート側面に設置された吸い込み口から、内蔵の吸煙ファンが煙を吸い込みます。空気中に拡散する煙が減るのでニオイも軽減するのだとか。
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ファン部分や油が落ちるトレー部分は取り外してお手入れできる

 

焼肉での煙は出ないがニオイは残る

操作部はタッチ式になっており、「焼き肉モード」と「たこ焼きモード」の2つが選べます。ファンは焼き肉モードのときだけ設定できるようになっており、温度は保温、140度、170度、200度、230度から設定可能。
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ダイヤル式よりも温度設定が分かりやすい

使用時は必ず本体底部分に水トレイを取り付け、水300mlを入れましょう。その上に遮熱板、ヒーターユニットを取り付けて最後にプレートを載せます。焼肉モードにしたら温度を選び、ファンスイッチをタッチすれば減煙しながらの焼肉がスタート!
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ファンがオンになると駆動音がする。会話の妨げになるほどではないが、多少騒々しさはある

実際に焼肉をしてみると、煙はほとんど出ないので、部屋の中がモクモクすることは一切ありませんでした。これまで筆者は、水に油を落として煙を出さないタイプの焼肉グリルを愛用してきましたが、多少の煙は出ていたので、ここまで煙が出ないことにはとにかく驚くばかり。
 
ただ、唯一気になったのが、ファンの音が少しうるさいかなという点です。大人数でわいわい会話をしながら使うのであれば問題ありませんが、2~3人でテレビを見ながら静かに使うとなると、テレビの音が少し聞こえづらそうです。
 
また、煙は出ないのですが、ニオイはどうしても残ってしまいました。とはいえ、通常なら部屋に2日ほど焼肉のニオイが残るのに対して、XGRILL PREMIUMは1日で消えていたので、空気清浄機と併用すればかなり短時間でニオイが消えるはずです。
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とくに油が多いお肉を焼いたときのニオイ残りの差が顕著。おいしそうな焼き目が付くのも食欲をそそる

 

プレートが大きいので干物も焼ける

XGRILL PREMIUMは幅51.5×奥行29×高さ14.5センチ、重さ4.9キロとサイズがやや大きくなっています。正直、出したり片付けたりするのが面倒ですが、プレートが大きいからこそ干物など大きな魚を焼くのにも使えるのです。
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プレートはホッケの開きも収まるくらい大きい

通常、ホットプレートで魚を焼くと煙が出るのが気になりますが、XGRILL PREMIUMなら煙が出る心配はありません。これなら焼肉に限らず、グリル料理全般に活用できるでしょう。
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両面を焼くのに多少時間はかかるが、身がふっくら焼き上がった

 

プレート以外も洗えて衛生的だがパーツが多い

実際にXGRILL PREMIUMを使って感じたのが、プレートや遮熱板、トレイなど各パーツを洗えるので衛生的だということ。その反面、プレートが重かったり、遮熱板が大きかったりするなど、洗うのにひと苦労しました。また、プレートがXカット構造のため、油分をきれいに洗いづらいという点も改善を期待したいところです。
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遮熱板のサイズが大きいので、キッチンのシンクで洗う際にほかの洗い物がない状態にしておく必要があった

とはいえ、通常、焼肉をするとテーブルの上がベタベタになりやすいですが、油はねがほとんどないのもXGRILL PREMIUMを使う大きなメリットの1つといえるでしょう。家で焼肉をする頻度が高いなら、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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