ラクに運べるコンパクトなソロ用焚き火台。優れた携帯性は確かに魅力的だけど、こじんまりした炎にちょっと物足りなさを感じる時もあるし、モノによっては市販の薪がそのまま使えなかったりしますよね。
ソロキャンプでも太い薪をガンガンくべて、豪快な炎を楽しみたい！ そんな願いを叶えてくれるのが、焚き火好きキャンパー御用達ブランド・笑’s（ショウズ）の新作「EISAN（エイサン）」（2万5300円） 。市販の薪がそのまま使えるワイドサイズながらスリムに畳める焚き火台。オプションを駆使すれば直火調理も思いのままに楽しめますよ。
笑’s といえば、大ヒット商品「B-6君」をはじめ、町工場発の高い技術を生かした精巧かつアイデアあふれるギアの数々がソロキャンパーのハートをがっちりつかむ人気ブランド。そんな笑’s がこの春自信を持って送り出す新製品「EISAN」は、市販の薪をそのまま突っ込めるビッグサイズの焚き火グリルです。
組み立てた状態での外形寸法は520×305×365mm、薪をくべる炉も幅420×奥行305mmと余裕のあるサイズで、40cmの長い薪も横向きにすんなり収まる大容量です。基本的な構造は同ブランドの人気商品・フォールディング薪ストーブ「G-neo」の構造を応用したもので、バラバラに解体したパーツは全て底板裏に収められるようになっています。全パーツを収納すれば厚さ23mmまでスリムになるから、市販の薪や大きく太い枝を使ってダイナミックな炎を楽しみたいソロキャンパーはまさにうってつけのチョイスです。
ただし底板部分はかなり大きな“A3サイズ”、この大きさではこれまでの笑’sプロダクトのようにデイバッグに突っ込んでラフに携帯、というわけにはいかないし、ゴトクとロストルに3.2mm厚の極厚酸洗鉄板を使用しているために重さも総重量約5kgと、そこそこ重量級。自転車やバイクで移動する場合は積載方法にちょっと工夫が必要かもしれませんが、それでもこの薄さでこのサイズの炉が完成するのはちょっと驚き。
オプションとして、風防と熱反射の役割を果たす「専用リフレクター」（6600円） や、「ロゴ入り平置きゴトク」（1980円）「X型ゴトク」（2970円）も同時発売。好みやスタイルに応じてアレンジすれば、直火調理の自由度も大きく広がります。ブランド自慢のローインパクト性や高い燃焼効率もしっかり確保しているから、燃え残りが少なく自然に優しいのも嬉しいポイントです。
>> 笑’s
＜文／&GP＞
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