■X3Mは電気モーターを搭載した強力なPHEVに
BMWの主力クロスオーバーSUV『X3』次世代型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
第3世代となる現行型は2017年に発売、2021年には初の大幅改良を受け、直列4気筒、直列6気筒にマイルドハイブリッド技術が投入されていますが、いよいよ7年ぶりのフルモデルチェンジへ向け開発がスタートしたようです。
カバー付きトレーラーから降ろされている所を激写したプロトタイプは、ダミーパネルやプレースホルダーライトを装着、開発初期であることがわかります。
注目のフロントエンドでは、閉ざされたキドニーグリルの下に通気穴を配置、4シリーズのように極端な巨大化がみられるかは不明ですが、下に拡大されている可能性がありそうです。さらに、スリムなコーナーエアインテークの上部にランプを隠す円形の穴のようなものも確認できます。
側面からは緩やかに下降線を描くルーフラインが見てとれます。また全長が拡大されている様子がうかがえるほか、Cピラーは少し細く見え、ドアハンドルは低くなっているなどの新設計がなされています。
後部はテールライトが一時的なプレースホルダーなどなので、ディテールを確認するのは困難ですが、クワッドエキゾーストパイプがインストールされていることから、X3Mの下に配置される高性能「X3 M40i」（新ネーム）であることが濃厚です。
内部では、「iX」に似た最新のテクノロジーが詰め込まれたガラスコックピットを採用すると思われます。
次世代型パワートレインはまだ見えてきませんが、プラグインハイブリッド、およびフルエレクトリックモデルをラインアップ、X3Mはガソリンと電気モーターを組み合わせ強力なパワーを提供してくれるはずです。そして新しいエンジンと軽量素材の使用量を増やすことで、燃料消費量を削減し、CO2排出量を削減してくるでしょう。
開発がスタートしたばかりのX3次期型ですが、デビューは2024年まで待つことになりそうです。
からの記事と詳細 ( BMW X3次期型プロジェクト始動。キドニーグリルに謎の通気口、もしや巨大化か？ - clicccar.com(クリッカー) )
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