「新しい暮らし方のためのツール by BEAMS DESIGN」イメージヴィジュアル
Image by: ニトリ
ニトリとビームスが共同開発した家具シリーズ「新しい暮らし方のためのツール by BEAMS DESIGN」が好評だ。「当初の販売計画数量を上回った」(ニトリ広報担当者)ことから、今月21日から取り扱い店舗を当初のニトリネットおよび首都圏6店舗から18都道府県46店舗に拡大した。
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両社はニトリの「お、ねだん以上。」のキャッチコピーにちなんで「一人ひとりの生活に馴染み、使い込んでいくことで愛着が増していく“家具以上のもの”」を目指して家具シリーズの共同開発に取り組み、昨年4月から販売。広げるとワークデスクになるコンソールデスク(2万4900円)や、⼤⼩2つが重なるネストテーブル(1万9900円)、2ステップで天板幅を調整できるセンターテーブル(1万9900円)など、暮らしに役立つ機能を備えた5型を展開している。いずれも天板にホワイトではなくライトグレーをあしらいモダンな雰囲気に仕上げ、木部にはビーチ無垢材を採用することで経年変化を楽しめるようにした。
発売後、ニトリではSNSでの発信を機に店頭や通販サイトの来店客が増加。従来の顧客層よりもやや若い30代〜40代の購入者が増え、売上高など具体的な数字は開示していないが、ニトリ広報担当者は「弊社での買い物、特に家具の購入が初めての方も多くいらっしゃったことから、新たな客層へのアピールにつながった」と手応えを語る。
一番人気はスタッキングスツール(6990円)。サイドテーブルとして使用できるサイズ感が特長で、複数個購入した人も多くいるという。また、ラダーシェルフ(1万9900円/いずれも税込)は収納だけではなく飾り棚としても活用できる点が好評を得て、ニトリの予測を大きく上回る反響があった。
さまざまな空間やスタイルに調和するデザイン性に加えて、「たためる」「ひろがる」「かさなる」といった多様なライフスタイルに合わせて可変できる機能性が評価され、昨年は「2021年度グッドデザイン賞」を受賞。審査委員も「アパレルで実績のあるビームスとの協働から生まれた家具だけに、色や素材の選び方が非常に心地よくまとめられている」と太鼓判を押した。
同家具シリーズは当初、ニトリ赤羽店、環八用賀店、中目黒店、渋谷公園通り店、ニトリ新宿タカシマヤタイムズスクエア店、ニトリマロニエゲート銀座店(※現在は閉店)と公式通販サイト「ニトリネット」のみでの展開だったが、「実物を見てみたい」という声が多数届き、今月から北海道から鹿児島県まで、18都道府県46店舗に拡大した。なお、新作の展開は現時点で未定としている。ニトリは今回の共同開発の反響を受け「アパレルに限らず、協業の取り組みには様々な点で意義があると感じている」とさまざまな企業と手を組み共同開発することに前向きな姿勢を示している。
■「新しい暮らし方のためのツール by BEAMS DESIGN」取り扱い店舗
北海道/東北:美園店、仙台松森店
関東:⽔⼾店、⼤宮バイパス店、武蔵浦和駅前店、川越店、草加店、新座店、ららぽーと新三郷店、幕張店、市川コルトンプラザ店、柏店、南砂店、中⽬⿊店、⼤⽥⼤⿃居店、環⼋⽤賀店、新宿タカシマヤタイムズスクエア店、渋⾕公園通り店、東武池袋店、⾚⽻店、成増店、多摩ニュータウン店、⽴川⾼島屋店、東急吉祥寺店、磯⼦店、港北ニュータウン店、横浜鶴⾒店、新横浜店、みなとみらい店、茅ヶ崎店
中部:新潟⼩新店、静岡インター通り店、有松インター店、名古屋⾦⼭⼭王店
近畿:京都⻄院店、⻄成店、LINKS UMEDA店、豊中三国店、茨⽊北店、神⼾御影店
中国/四国:広島インター店、⾼知店
九州:ゆめタウン博多店、福岡⻄店、熊本インター店、⿅児島与次郎店
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