中国で発売された新型オデッセイは、2021年11月19日に開幕した広州モーターショー2021にて初公開されました。 新型オデッセイは、ホンダが中国の広州汽車と設立している合弁会社「広汽ホンダ」が取り扱うモデルです。 一方、同じくホンダと東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」ではオデッセイと基本構造を共有する新型「エリシオン」も市場投入することが明らかになっています。 先行して発売された新型オデッセイは、中国のファミリー層をターゲットにしたMPV(日本でのミニバン)として投入されており、今回はエクステリアや快適機能面などを改良したマイナーチェンジとなります。 エクステリアは、2020年11月に日本でマイナーチェンジされた際のデザインを基本として、フロントフェイスはフロントグリル上部のメッキ加飾がヘッドライト加飾と連続することでワイド感のデザインになりました。 また、フロントリップに左右端まで繋がるメッキ加飾などを採用し、よりも迫力のあるデザインになりました。 インテリアは、ブラウンのレザーシートやセンターコンソールに電子シフトを採用することで上質かつシームレスな空間を実現。 さらに、10.1インチディスプレイやワイヤレス充電、複数のUSBポートが採用され利便性を向上しています。 コネクティビティでは、「Honda CONNECT 3.0」を採用。「Hello、Honda」と音声アシスタントに呼びかけることで、人とクルマの自然でスムーズな対話ができ、目的地設定などさまざまな機能を使うことが出来ます。 パワートレインは、2リッターエンジンとホンダの第3世代デュアルモーターハイブリッドシステム「i-MMD」を組み合わせることで、優れた燃費性能を持ちながら従来のMPVにはない力強い加速を実現。 また「EV走行モード」「ハイブリッド走行モード」「エンジン走行モード」をシームレスに切り替えられるため スムーズなドライビングが可能となります。 全5グレードが設定され、中国での価格は23万5800元(約425万円)から32万8800元(約592万円)です。
くるまのニュース編集部
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