2021年11月24日 18:29 2299
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本作は、個性豊かな弁護士たちが99.9%逆転不可能な刑事事件に挑むさまを描く連続ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」の劇場版。松本が超型破りな弁護士・深山大翔を演じ、香川が敏腕弁護士の佐田篤弘、杉咲が新米弁護士の河野穂乃果に扮した。
松本は「映画では新たなキャストがどう絡んでいくかがすごく楽しみでした」と撮影前の心境を懐かしんだ。そして約3年ぶりに同キャラクターを演じることについては「ブランクはあまり感じず、すぐに感覚が戻ってきました」と言及し、「キャストやスタッフの皆さんに会えば自然と深山になれました」と笑顔を見せる。
香川は「主役に親父ギャグを言ってもらうこと以外何も決まっていなかった」とシリーズの始動前を振り返り、「(本作の魅力は)なんと言っても5年間熟成してきた親父ギャグ! 脚本から3次元に立ち上げるにあたっては、松本さんが自分のスマホに声を録音して、微妙なニュアンスを意識しながら練習する時間が必要なんですよね」と続ける。その声を受けて松本は「(親父ギャグは)今回もふんだんにありますよね」と木村に目配せをするが、当の木村は「また親父ギャグを考えなきゃいけないんだ……と思って(笑)」と後ろ向きな発言を繰り出して会場を笑わせた。
今回の映画からシリーズに仲間入りした杉咲は「すごく大事な役どころなので緊張しました。皆様が温かく迎え入れてくださったので、クランクアップの日はさみしかった」と心境を明かし、松本の座長としての姿を「かっこいい姿をたくさん見させていただきました。勉強になることばかり!」と絶賛して本人を照れさせる。松本は「杉咲さんはあっという間に『99.9』の世界になじんでいましたね。役をつかむスピードが速いし、振り切ってお芝居をされる姿を見て、この人はすごいなと思いました」と杉咲にほほえみかけた。
最後に松本は「手応えはまさしく“99.9”。自信を持ってお届けできる作品に仕上がりました。テレビドラマの空気を残しつつ、映画館でも楽しめます。残る0.01%は、お客さんに観ていただいてから、その感想で埋まると思います」と作品をアピールし、イベントを締めくくった。
「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」は、12月30日より全国でロードショー。
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(c)2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
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