音声アシスタント「Tmall Genie」に対応
ホンダの中国における合弁企業「広汽ホンダ」は、2021年9月28日に新型「クライダー」を発表、同日に発売しました。ホンダの中国専売モデルがフェイスリフトを受けて登場しましたが、いったいどんな特徴があるのでしょうか。 【画像】顔つき刷新でイケメンセダンに進化! ホンダ新型「クライダー」 実車を画像で見る(20枚)
クライダーは、現行モデルが2018年に発売されたセダンで、ボディサイズは全長4766mm×全幅1804mm×全高1509mm、ホイールベースは2730mm。 姉妹車に、ホンダの中国におけるもうひとつの合弁企業「東風ホンダ」の「エンヴィックス」が存在します。 今回、中国で発売された新型クライダーは、フロントフェイスを刷新。フロントグリルのクロームパーツを水平基調のデザインにしたほか、LEDヘッドライトの採用でシャープな雰囲気が演出されました。 内装では、快適装備として35度の角度調整が可能なリアエアロヘッドレストのほか、後席用のエアコン吹出口、2ポートのUSB充電口、マルチファンクションテーブルを採用することで、快適な移動空間を実現しています。 先進装備として、「Honda CONNECT 3.0」を新たに搭載。音声操作にも対応し、広汽ホンダによるとエアコンやナビゲーション、マルチメディア機能などを声でコントロールすることが可能になったということです。 また、アリババの音声アシスタント「Tmall Genie」で自宅のスマート家電ともつながり、車内から自宅のエアコンなどの操作をすることも可能となっています。 そして地図データのOTAアップデートに対応するほか、予防安全装備「Honda SENSING」も搭載されます。 搭載されるパワーユニットは最高出力90kW(約122馬力)の1リッターターボエンジンと、エンジン最高出力80kW(約108馬力)・モーター最高出力96kW(約131馬力)のハイブリッド(1.5リッターガソリン+モーター)のいずれかです。 新型クライダーの価格は、10万9800元から16万9800元(日本円換算で約190万円から約294万円)に設定されます。
くるまのニュース編集部
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