神奈川県内で29日、新型コロナウイルスに感染した横浜市の80代女性の死亡と、59人の感染が明らかになった。このうち35人が感染経路不明。県や横浜、川崎など6市の保健当局が発表した。
横浜市によると、死亡した女性は7日に発症し、14日に市内の病院に救急搬送されて感染が分かった。糖尿病などの疾患があったという。また、26人の感染を発表。30代男性は市内の障害者グループホームの利用者。この施設の感染者は計5人となり、クラスター(感染者集団)と認定した。職員14人を検査している。
県は13人の感染を発表。大和市の30代男性は県内の障害者通所施設に勤めており、利用者と職員計40人を今後検査する。大和市の20代女性は、感染が判明した男性が勤める飲食店を訪れていた。
川崎市は東京都内の高齢者施設で働く20代男性ら12人、相模原市はクラスターが発生した千葉県内の施設に立ち寄っていた50代女性ら4人の感染を発表した。
横須賀市は利用者2人とパート職員の感染が分かったデイサービス施設を利用する80代女性の感染を発表した。藤沢市は同居家族の感染が判明した20代女性の感染を、茅ケ崎市は寒川町で同居する60代の会社員男性と50代の保育士女性の感染を発表した。
このほか、県警は、高津署で非常勤職員として働く都内在住の60代男性の感染を発表した。同署の感染者は計12人となった。同署は130人が自宅待機しており、県警本部から40人を派遣し、業務を続けている。
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