まずBMWは、日本への新型車の導入が、他ブランドに比べて圧倒的なまでに早いという特徴がある。 たとえば新型モデルである「2シリーズグランクーペ」の発表・発売は、ほぼドイツ本国と同時だった。「M8グランクーペ」も、ドイツで発売されたわずか3か月後に日本に導入されている。 同時でなければ、3か月から半年ほどの遅れで、多くの新型モデルが日本に導入されているのだ。そのためBMWの日本導入を予想するのは、そう難しい話ではない。2020年になって本国で発表された新型モデルを振り返ればいいのだ。 2020年にBMWが本国で発表した新型モデル。その第1弾は、1月に発売となったコンパクトSUVのプラグインハイブリッドとなる「X1 xDrive25e」だ。 続いて、3月に電動モデルとなる「コンセプトi4」を発表。5月には、48Vマイルドハイブリッドを37モデル[h1]追加し、さらに新型ディーゼルエンジンの追加などを予告。同じ5月には、プラグインハイブリッドの「X2 xDrive25e」、「6シリーズグランツーリスモ」のマイナーチェンジ、「5シリーズ」のマイナーチェンジを発表。6月には新型「4シリーズクーペ」と、「7シリーズ」への新型直列6気筒エンジンの搭載が発表されている。 MINIブランドでいえば、2019年暮れにEVの「MINIクーパーSE」の生産を開始。2020年5月には、新型「MINIカントリーマン(日本名MINIクロスオーバー)」が発表された。
このうちプラグインハイブリッドのX1 xDrive25eとX2 xDrive25eの2台、それにEVであるMINIクーパーSEといった電動モデルは、日本導入に少し時間がかかるかもしれない。また、コンセプトi4の量産はまだ先になる。しかし、それ以外の新型モデルは、2020年内、もしくは2020年度内での日本導入される可能性が非常に高いといえるだろう。 このなかで注目となるのは、マイナーチェンジした6シリーズグランツーリスモと5シリーズ。そして新型となった4シリーズクーペとMINIクロスオーバーという4モデルだ。では、その4モデルがどのようなクルマなのかをチェックしてみよう。
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June 27, 2020 at 05:13PM
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