「加速しなくても楽しいけど、加速したら最高に楽しい」
アウディTTロードスターのソフトトップは、3つの層に重ねた布地を用い、閉めればクーペと遜色のない静粛性、耐候性を実現した。ボタン操作で10秒以内に開閉し、50km/h以下であれば走行中でも作動する。
都会ジャストなサイズ感
すべてがちょうどいいオープンカー
アウディTTはサイズはコンパクトながら、性能的にはミドル級といっていいスポーツカーだ。ボクシングと同じくミドル級は激戦区で、ミドル級のボクサーと同様、パワーとスピードとテクニックが高いレベルでバランスしていないと勝てない。
アウディのフロントマスクを象徴するシングルフレームグリルは、モデルによって微妙に形状が変えられている。TTおよびTTロードスターは、ロー&ワイドに見えるよう横長になっている。先代は、フォーシルバーリングズをグリル内に配置したけれど、現行モデルはボンネット上で輝いている。
ミドル級のスポーツカーで難しいのは、ライト級スポーツカーと違って快適性や耐候性も求められることだ。また、浮世離れしたスーパーヘビー級スポーツカーと違って、都心の狭いコインパーキングに停めざるをえないこともあるし、闇雲に維持費をかけるわけにもいかない。
といったあれやこれやをトータルで考えるとアウディTTロードスター45 TFSI quattroがミドル級王者の有力候補となる。
アウディ独自の4駆システムquattroは、電子制御システムが路面コンディションやドライバーの操作に応じて、前後に最適なトルクを配分。俊敏性や安定感をクルマに与える。
アウディ独自の4駆システムがエンジンパワーを一滴も無駄にせずに4輪に正確に振り分け、美しいフォームでコーナーを駆け抜ける。すっきりとした所作は、アルミを多用するアウディお得意の軽量ボディ構造のおかげもあるだろう。「一糸乱れぬ」という言葉で表現したくなるコーナリングの感覚は、アウディTTならではのものだ。
円形のフィラーキャップは初代モデルから受け継がれたもの。
ドライブモードを「ダイナミック」にセットすれば、ハンドルの手応えはグッと骨っぽくなり、エンジン回転やシフトがさらに研ぎ澄まされ、素早くなる。一方、「コンフォート」を選べば安楽な移動も可能だ。
アウディTTは、そのドライブフィールで新しい時代のスポーツカーにふれる興奮を味わわせてくれる。根性ではなく、科学的なトレーニングと栄養補給で力をつけた、ミドル級のチャンピオンだ。
品のあるたたずまいだから、スーツも着こなす。
Audi TT Roadster
アウディTTは、1998年に登場した初代モデル以降、同社のデザイン的アイコンの役割も担う。3世代目となる現行モデルも、よりアグレッシブになったシングルフレームグリルや、鋭いキャラクターラインでアピールする。日本仕様のTTロードスターは、最高出力230psを発生する2ℓターボエンジンと4駆を組み合わせる。
SPEC 全長×全幅×全高:4190×1830×1360mm ホイールベース:2505mm 車両重量:1510kg 乗車定員:2名 ¥6,260,000
Photos ウツミ Utsumi / Words サトータケシ Takeshi Sato
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April 05, 2020 at 07:39AM
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