<女子ゴルフ:NOBUTAグループ・マスターズGCレディース>◇第3日◇26日◇兵庫・マスターズGC(6510ヤード、パー72)◇賞金2億円(優勝3600万円)
全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、4戦ぶりの優勝を目指す。暫定6位で日没サスペンデッドになった第2ラウンド(R)の残りホールが午前6時50分から再開され、渋野は16番パー4からスタート。16、17番をパーとすると、18番パー4でバーディーを奪った。2日がかりで行われた第2Rを66で回り、通算5アンダー。既に第2Rを終えている首位稲見萌寧に4打差の6位に迫った。第1Rは1オーバーの49位発進と大きく出遅れた渋野だが、大逆転Vが視界に入ってきた。
第3日 アウト3252ヤード=パー36、イン3258ヤード=パー36
ホール | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パ ー | 5 | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 36 |
渋 野 | ・ | △ | ・ | ・ | ・ | ・ | ○ | ・ | ○ | 35 |
ホール | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パ ー | 4 | 4 | 5 | 4 | 3 | 5 | 4 | 3 | 4 | 36 |
渋 野 | △ | ・ | ○ | ・ | ○ | ・ | ・ |
※・はパー、◎はイーグル、○はバーディー、△はボギー、□はダブルボギー
1番512ヤード、パー5=パー
早朝の第2ラウンドの残りホールを回り終えた渋野は、通算5アンダーで首位と4打差6位。
午前10時40分に第3ラウンドをスタートした。
いきなりティーショットを大きく左へ曲げ、ギャラリーの方向へ。第2打は傾斜からの難しいショットをフェアウエーに戻すと、歓声が起きた。第3打をグリーンへパーオン。手前からの約10メートルを寄せ、3オン2パットのパーとした。
2番375ヤード、パー4=ボギー
再びティーショットを左に曲げてラフへ。第2打はグリーン手前のラフ。アプローチの第3打はピン手前2メートル付近に落ちたが、傾斜で戻される。渋野は悔しそうにクラブを地面にたたきつけた。
長いパットは入らず、3オン2パットのボギー。
通算4アンダーに後退。
3番370ヤード、パー4=パー
第1打はフェアウエーの左へ。ピンは右。第2打をピンそば約3メートルにパーオン。バーディーパットは惜しくもオーバーし、首をひねる。2パットのパー。
4番162ヤード、パー3=パー
曇り空、ほぼ無風。
第1打はピンの左へ。約5メートルの下りのバーディーパットは2メートルオーバー。返しはしっかり沈めてパーとする。
5番417ヤード、パー4=パー
ドライバーで放った第1打はフェアウエーほぼ中央へ。第2打をピン左、約1.5メートルへ。バーディーチャンスだったが、惜しくも外れパー。
なかなかスコアを伸ばせない展開が続く。
6番353ヤード、パー4=パー
短いパー4。FWで打ったティーショットは、フェアウエーど真ん中へ。第2打をピン約5メートルにパーオン。2オン2パットのパー。
7番174ヤード、パー3=バーディー
池越えのパー3。ピンは右、手前には大きなバンカー。
第1打はピン手前、約5メートルへ。しっかり打ったバーディーパットは、カップのど真ん中に沈む。第3ラウンド最初のバーディーで通算5アンダーに戻し、大歓声を浴びる。
この時点で7位。
8番510ヤード、パー5=パー
フェアウエーからの第2打は、左のラフへ。ピンを狙った第3打は、グリーン右手前のバンカー。第4打をピンの右、約2メートルに寄せる。上りのパーパットはしっかり入れる。
9番385ヤード、パー4=バーディー
ティーショットはフェアウエーど真ん中へ。第2打はピンの手前へパーオン。約7メートルのバーディーパットを入れ、拍手を浴びる。
前半は2バーディー、1ボギー。
通算6アンダー。この時点で、同組で首位のテレサ・ルーとは4打差の3位。
10番396ヤード、パー4=ボギー
休む間なく後半へ。4打差3位から首位を猛追するも、ショットが安定せず。10番は3オン2パットのボギー。
通算5アンダーとする。
11番361ヤード、パー4=パー
第1打はフェアウエーの右へ。おにぎりをパクリとほおばる。ピンは右。第2打はピンの左、約7メートル。惜しくも入らず、悔しそうにパターをたたく。2パットのパー。
12番525ヤード、パー5=バーディー
日差しが強くなり、サングラスをかける。
左に池があるパー5。
ドライバーで打ったティーショットは、フェアウエー真ん中へ。第2打はグリーンの右手前へ。アプローチをピンの奥、約2メートルに寄せる。これを沈めてバーディーを奪う。
通算6アンダー。この時点で6位。V争いに食らいつく。
13番391ヤード、パー4=パー
ドライバーのティーショットは、フェアウエー中央へ。第2打はピン左、約6メートル。バーディーパットは、右に逸れる。傾斜で右下に流され、約2メートルのパーパットが残る。同じような位置から、先にアン・ソンジュが入れる。続いて打った渋野もしっかり入れてパー。
14番152ヤード、パー3=バーディー
手前に池があるパー3。
第1打はピン手前1メートルのバーディーチャンスにつける。同組で首位を走るテレサ・ルーが、先にバーディーを奪う。渋野も負けじとバーディー。
首位テレサと6打差は変わらないが、この時点で5位。
15番497ヤード、パー5=パー
左に池が広がるパー5。
ドライバーのティーショットは、フェアウエーへ。FWで2オンを狙ったが、グリーン手前のラフ。第3打はピン奥、約6メートルへ。
下の難しいバーディーパットは、絶妙のタッチで打ったが惜しくも外れる。
16番374ヤード、パー4=パー
第1打はフェアウエー左の排水溝へ。
ドロップして打った第2打は、ピンの奥へパーオン。グリーンの傾斜で、ピンそば約2・5メートルに転がってバーディーチャンス。
しかし、惜しくも右に外れてオーバー。
チャンスを逃してパーとし、悔しそうな表情を浮かべる。
17番183ヤード、パー3=
18番373ヤード、パー4=
サスペンデッドの3ホールに臨んだ渋野
2019-10-26 05:02:00Z
https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201910260000012.html
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