東京五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権第4日が17日、カザフスタン・ヌルスルタンで行われ、女子53キロ級の向田真優(22=至学館大)が準決勝でギリシャのマリア・プレボララキに勝利。銀メダル以上を確定させて自身初の五輪代表に内定した。
第1ピリオドは積極的にタックルを仕掛けて主導権を握り4点をリード。迎えた第2ピリオドは相手の攻撃をしのいで勝利した。
五輪3大会と世界選手権合わせて世界大会16連覇を飾った吉田沙保里さんが1月の引退会見で“後継者の1人”として名を挙げた逸材。吉田さんと同じ階級を主戦場とする向田は、55キロ級で過去2度世界一に輝いている。今回臨んだ53キロは17年に2位に終わったが、リベンジに燃える舞台で見事に五輪切符をつかんだ。
準決勝後のインタビューで向田は「動きが良くなかったが、最後は絶対に気持ちで勝とうと思って闘い続けたので良かった。明日もう1試合あるので、(一昨年の)リベンジをしたい。何が何でも世界選手権で金を獲って、東京五輪で金を獲りたい」と決勝への意気込みを語った。
女子50キロ級の入江ゆき(27=自衛隊)は3回戦で2016年リオデジャネイロ五輪48キロ級銅メダルの孫亜楠(中国)に屈した。
非五輪階級で55キロ級の入江ななみ(24=福井県スポーツ協会)が3試合を勝って決勝に進出。72キロ級の古市雅子(22=自衛隊)は初戦で12年ロンドン五輪金メダルのナタリア・ボロベワ(ロシア)に敗れた。
【関連記事】
2019-09-17 11:08:00Z
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00000190-spnannex-spo
No comments:
Post a Comment